ブログ詳細

【切るべき?】派遣社員が使えない時の対処方法とは?社員の特徴も解説

公開日 : 2024.01.17

更新日 : 2025.01.30

急遽人員が必要になって派遣にお願いしたにもかかわらず、使えない派遣社員が来てしまったら逆に仕事が増えてしまい大変です。
困っている時だからこそ、失敗したくないというのが本音ではないでしょうか。

こちらの記事では、使えない派遣社員の特徴や放置してしまった場合のリスク、対応方法について解説いたします。

会社が派遣を使うよくある理由3選

会社が派遣社員を活用しなければいけない事態には、いくつかの理由があるものです。

特に多いのは、社員が突然会社を辞めてしまい、次の準備が追いついておらず、すぐにでも即戦力で働いてくれる人員が必要な場合です。
ほかには、人件費を節約したいと考える場合もあります。

ここからは、会社が派遣を活用するよくある理由についてご紹介します。

理由1.人件費の節約

企業の売上を少しでもキープするために、人件費を削減したいと考えて派遣会社にお願いするケースは多いです。

1人の正社員を雇うのに、給与や社会保険料などさまざまな費用がかかります。
さらに、必要がなくなったからと簡単に契約を終わらせることはできないため、繁忙時期だけ活躍してもらい閑散時期は休んでもらうこともできません。
派遣社員を活用できれば、忙しい期間だけ頼めます。

多くの場合、3ヶ月程度の契約を更新しながら進められるため、半年間だけ必要な場合はそこで契約を終了させられます。
ほかにも、週に3日だけでの勤務や時短設定も可能で、細かく働いてもらう時間も設定可能です。

余計な人件費がかからないため、利用する会社が増えています。

理由2.速やかな労働力の確保

自社の人材が急に退職を決めてしまった場合、大きな穴ができてしまいます。

特に少ない人数で仕事を回している会社だと、すぐにでも退職者のように即戦力として働いてもらわないと困るでしょう。
新しく自社で働いてくれる正社員を採用するためには、募集から教育まで一定の期間が必要になり大変です。

派遣社員を活用できれば、中には経験者もいるため、即戦力として活躍してもらえます。
人材派遣会社に経験がある人でお願いしたいと頼めば、ほとんど教育が必要のない人材を提案してもらえます。

一から教える手間が省けてすぐに活躍してもらえることから、会社が派遣社員を利用する場合も多いです。
滞りなく仕事も進められるため、利用するケースが多いです。

理由3.コア業務への注力

会社の売上をさらに向上させるためには、コア業務への注力は重要です。
しかし、人が足りていない状態ですべて回そうとすると、雑務が多く回せないケースもほとんどです。

正直、コア業務どころではなく、残業をしても基本的な仕事すら終わらない日も出てきてしまうでしょう。
実際、現場では、新しい施策に社員も力を入れることができず売上アップのチャンスを逃している場合があります。

ほかにも、業務が忙しすぎて品質も保てない状況に陥っているケースは多いです。
そこで、少しでも状況を良くしようと、派遣社員を雇うようにする会社は多くあります。

比較的誰にでもできる雑務を派遣社員にお願いし、コアで重要な業務に自社の社員が時間を割くスタイルを取っています。

派遣社員が使えないと感じる3つの原因

派遣社員が使えないと感じる理由には、さまざまな原因があります。
その中でも特に重要な3つの原因があります。

  • 原因1.ミスマッチ人材の派遣
  • 原因2.派遣社員の能力不足
  • 原因3.自社(派遣先)の職場環境の問題

これらの原因について、詳しく見ていきましょう。

原因1.ミスマッチ人材の派遣

派遣社員が「使えない」と感じる場合、その責任が必ずしも派遣社員本人にあるとは限りません。

多くの場合、派遣会社が派遣先のニーズを正確に把握できず、適切な人材を派遣できないことが原因です。

自社の求めるスキルや経験を十分に理解していないために、マッチしない人材が派遣されてしまうことがあります。

このようなミスマッチは、派遣社員と派遣先の双方にとって不利益となり、業務の効率や生産性にも悪影響を及ぼします。適切なコミュニケーションと要件の明確化が重要です。

原因2. 派遣社員の能力不足

派遣社員が「使えない」と感じるもう一つの原因は、能力不足や意識の低さです。

現場で即戦力として活躍することが期待される中、必要なスキルや知識が不足している場合があります。

また、「どうせ派遣だから」といった意識から、仕事を断ったり、指示に素直に従わなかったりすることもあります。

このような態度やスキル不足は、業務の進行を妨げ、派遣先の期待を裏切る結果となります。派遣社員の教育や意識改革が求められます。

原因3. 自社(派遣先)の職場環境の問題

派遣社員が「使えない」と感じる原因の一つに、派遣先の職場環境の問題があります。

教育環境が整っておらず、派遣社員が必要なスキルや知識を身につける機会が少ない場合があります。また、職場の雰囲気や労働環境が悪く、派遣社員が働きにくいと感じることもあります。

このような環境では、派遣社員が能力を発揮できず、結果的に「使えない」と評価されることになります。職場環境の改善や教育体制の強化が必要です。

使えない派遣社員は切るべきか?

使えない派遣社員に対する対応には慎重さが求められます。原因は必ずしも派遣社員にあるとは限らず、様々な要因が関与します。

派遣社員の業務態度や自社の運用ルール、また正社員との関係性などを総合的に考慮し、問題の根本に迫ることが重要です。必要に応じて改善策を導入し、適切な判断を行うことが肝要です。

使えないと感じる派遣社員の特徴7選

しかし、中には「使えない」と感じられてしまう特徴を持つ人もいるのが現実です。このような特徴があると、職場の雰囲気を悪化させるだけでなく、チーム全体の業務効率に悪影響を与えることもあります。

例えば、報告・連絡・相談(報連相)が不足している場合、情報共有が滞り、ミスやトラブルが生じやすくなります。また、コミュニケーション能力が低かったり、自分で考えず指示待ちの姿勢が目立つと、周囲に負担をかけることにもなりかねません。

さらに、遅刻や欠席が頻発したり、モチベーションが低い場合は、信頼を損ねる原因となります。

ここでは、派遣社員として「避けるべき」7つの特徴について掘り下げ、改善のヒントも考察します。

特徴1.報連相ができない

必要な情報が適切に共有されないことは、場合によっては会社に大きな損害を与えるリスクを伴います。

ビジネスにおいて、最低限の伝達事項を正確かつ適切に共有することは、業務の効率化や信頼関係の構築に欠かせない要素です。この基本が欠けていると、組織全体のパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

いくら優れたスキルや資格を持っていたとしても、報連相ができない人に重要な業務を安心して任せることはできません。必要な情報を共有しないことで生じるミスやトラブルは、個人の問題に留まらず、チームや会社全体に波及する恐れがあります。

報連相は、ビジネスを円滑に進めるための基本中の基本であり、これが欠けている場合は早急な改善が求められます。

特徴2.コミュニケーション能力が低い

派遣社員が「使えない」と考えられる理由の一つに、コミュニケーション能力の低さが挙げられます。業務を円滑に進めるためには、周囲との適切な意思疎通が不可欠です。しかし、中には報連相が不足していたり、必要な情報を正確に伝えられなかったりする派遣社員も存在します。

こうしたコミュニケーションの問題は、業務効率を下げるだけでなく、ミスやトラブルの原因となることもあります。また、職場の人間関係に悪影響を及ぼすケースもあり、結果としてチーム全体の生産性が低下してしまう恐れがあります。

派遣社員が本来の力を発揮し、職場に貢献するためには、基本的なコミュニケーション能力が重要であることは言うまでもありません。このスキルが欠けている場合、早急に対策を講じることが必要です。

特徴3.自分で考えない

自分で考えて行動しない派遣社員は、「使えない」と思われがちです。受動的な態度の派遣社員は、職場でそのように評価されやすい傾向があります。

具体的には、上司から指示されたことだけをこなし、自分から疑問点を質問しない人が当てはまります。また、周囲の状況を見て動くのではなく、他人から話しかけられるまで何もせず待っている態度も問題視されることがあります。

こうした受け身の姿勢は、職場での信頼や評価を下げる要因となり、結果的に業務の進行やチーム全体のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。派遣社員が職場で活躍するためには、自分から考え、積極的に行動する姿勢が求められます。

特徴4.遅刻・欠席が目立つ

遅刻や欠席が多い派遣社員は、「使えない」と思われることが少なくありません。派遣社員の役割は基本的に「労力の提供」にあります。そのため、勤怠が乱れると、この役割を果たしていないとみなされることになります。

派遣社員は即戦力として現場での労働力を期待されているため、遅刻や欠席が続くと、業務に支障をきたすだけでなく、信頼を失う原因にもなります。結果として、「使えない派遣社員」と判断されてしまい、評価を大きく下げることになります。

派遣社員として活躍するためには、スキルだけでなく、安定した勤怠を保つことが非常に重要です。規律を守り、職場の期待に応える姿勢が求められます。

特徴5.モチベーションが低い

「自分は派遣だから」といった当事者意識の薄い態度は、派遣社員が「使えない」と思われる原因になりやすいです。派遣社員は正社員と比べて責任の重さが軽い場合が多く、たとえミスがあったとしても、上司や正社員がその対応に当たることが一般的です。

さらに、場合によっては派遣会社の営業担当者がトラブル解決に動くこともあり、派遣社員自身が問題解決に積極的に関わらないケースも少なくありません。このような状況では、当事者意識を持たず、仕事に真剣に取り組んでいないと評価されることがあります。

派遣社員が信頼され、職場で活躍するためには、責任感を持ち、自分の仕事に対する意識を高めることが求められます。

特徴6.ルールを遵守しない

社内ルールを守らない派遣社員は、「使えない」と評価されることが多いです。派遣社員であっても、働く以上はその職場のルールやマナーを順守することが基本的な責務です。しかし、これを軽視する態度は、周囲からの信頼を失う原因となり、職場全体の雰囲気や業務の円滑な進行にも悪影響を及ぼします。

例えば、遅刻や欠勤の多さ、報連相の欠如、または業務フローを無視した独自のやり方などが挙げられます。こうした行動が目立つと、チームに迷惑をかけるだけでなく、自身の評価を大きく下げる結果につながります。

派遣社員が職場で貢献するためには、スキルや経験だけでなく、職場のルールをしっかりと守る姿勢が不可欠です。

特徴7.注意やアドバイスを受けず改善しない

注意やアドバイスを素直に受け入れず、改善しようとしない派遣社員は、「使えない」と判断されてしまうことがあります。職場では誰しもミスや改善点を指摘されることがありますが、それを真摯に受け止めて改善に取り組む姿勢が求められます。

しかし、注意を受けても反発したり無視したりする態度を取ると、成長が期待できないとみなされ、信頼を失う原因となります。特に派遣社員は即戦力としての貢献が期待されるため、柔軟に対応できない姿勢は大きなマイナス評価につながります。

派遣社員として評価を高めるためには、指摘やアドバイスを前向きに捉え、積極的に改善に取り組む姿勢が不可欠です。こうした意識が、職場での信頼獲得につながります。

使えない派遣社員を放置すると起きるリスク

人が足りない状態なため、欠勤などがほとんどないものの、ミスや注意を聞き入れない程度であればなんとかなるだろうとそのまま雇ってしまう企業も多いかもしれません。

しかし、使えない派遣社員を放置しておくとリスクも大きいです。
ここからは、使えない派遣社員を放置してしまうとどんなリスクが起きてしまうのかご紹介します。

顧客満足度の低下&企業イメージの悪化

正確性に欠け、業務自体の遅延やミスが多いと、本来は期日を守って終わらせられた仕事も間に合わなくなり、お客様に届く時にもミスが出てしまうと大変です。
結果的に顧客満足度の低下や企業イメージの悪化につながる可能性があります。

このような派遣社員を長期的に会社に在籍させるのは危険です。
契約満了がきたら終了しましょう。

職場の雰囲気が悪くなる

会社にとってお荷物のような派遣社員がいると、ほかの社員も大変です。
本来自分の担当している仕事量も多くこなすのがやっとなところに、派遣社員の面倒まで見てミスを正していかなければなりません。

業務にプラスで仕事が増えてしまうので、残業しても自分がやるのが早いと思ってしまいます。
出社して何か仕事をしてもらうだけでもミスが増えて業務の邪魔になり、周囲の社員の士気を下げてしまうでしょう。

良い仕事をしてくれる社員も、パフォーマンスが鈍ってしまう可能性もあります。
職場の雰囲気が悪化すると、さらに退職者が出てしまう危険もあります。

使えない派遣社員への対処方法

使えない派遣社員が来てしまうと、期待外れに感じてガッカリしてしまうこともあるでしょう。「このまま我慢して契約を続けるしかないのか」と落胆してしまう方も少なくありません。

しかし、万が一そのような派遣社員が来た場合には、適切な対応を取ることが重要です。状況を改善するためには、具体的な行動を起こす必要があります。

この記事では、使えない派遣社員に対して悩んだ時に取るべき対処法をいくつかご紹介します。これらの方法を参考にすることで、職場環境を整え、業務の効率化を図る手助けとなるでしょう。

方法1.派遣社員への教育内容を改善

人手不足で派遣社員を依頼する場合、多くの企業が即戦力として活躍してほしいと考えるのが本音でしょう。しかし、派遣社員にとって初めての職場では、雰囲気や環境に慣れていないため、何も教えずに即戦力として動いてもらうのは難しいものです。

即戦力を期待するにしても、社内ルールや業務の流れを理解し、学習する時間は必要です。また、たとえ経験がある派遣社員であっても、そのレベルや分野はさまざまであり、全ての状況に対応できるエキスパートとは限りません。

教育体制に不備がある場合、派遣社員が業務を十分に理解できず、力を発揮できない可能性があります。そのため、派遣社員へのヒアリングを通じて不足部分を確認し、適切な教育マニュアルを整備することが重要です。教育体制を体系化し、派遣社員が場に馴染みやすくなる環境を整えましょう。

方法2.業務内容・役割を明確化

業務内容や役割を明確化することで、派遣社員に関する問題が解決する場合があります。派遣社員が業務を円滑に進めるためには、まず自分が何をすべきかをしっかり理解していることが重要です。しかし、業務内容や役割が定まっていない場合、仕事の計画を立てるどころか、何を質問すればいいのかさえ分からなくなることがあります。

明確な指示や目標がないままでは、派遣社員は困惑し、ミスや業務の停滞を招く可能性が高まります。そのため、事前に業務の内容や役割を具体的に伝え、目標や期待される成果を明確にすることが不可欠です。これにより、派遣社員は安心して業務に取り組むことができ、効率的に仕事を進められるようになります。

方法3.交代を要請

教育体制を整え、しっかり教えているにもかかわらず、仕事が遅かったり、同じ質問を何度も繰り返したり、遅刻や欠勤が目立つ場合は、派遣社員の交代を派遣会社に要請することを検討しましょう。

このような場合、自社に問題があるわけではないため、派遣会社に状況をきちんと説明すれば、交代に応じてもらえる可能性が高いです。派遣会社は報酬を受け取っており、契約に基づいて要望に合った適切な人材を派遣する責務があります。そのため、もし要望通りの人材が派遣されていない場合、速やかに対応を求めるべきです。

また、同じような問題が再発しないように、求める人材の条件やスキルを具体的に派遣会社へ伝えることが重要です。明確な要望を提示することで、適切な人材を確保しやすくなります。

方法4.派遣元自体を変更

派遣会社に具体的な要望を伝えても、同じような問題を抱えた派遣社員が再び来ることがあります。自社で改善策を講じ努力しているにもかかわらず、満足のいく人材が派遣されない場合は、思い切って派遣会社を変更するのも一つの選択肢です。

ただし、派遣社員は即戦力として期待されるものの、エキスパートではないため、完全に満足のいく仕事をこなすのは難しい場合もあります。そのため、業務を効率化し、コア業務に集中したいのであれば、アウトソーシングを検討するのも良い方法です。

アウトソーシングでは、事務作業やWEBサイトの運用など幅広い業務を専門家に任せることができ、特定分野のエキスパートが対応してくれるため、質の高い成果を期待できます。

優秀な人材で人手不足の穴埋めをするなら、オンライン対応アシスタント『source』

派遣社員では自社で求めるスキルがなく困っているなら、弊社にお任せください。

オンライン対応アシスタント『source』なら、人材不足の穴埋めを優秀な人材で対応することが可能で、各業種10年以上の経験者でもあるエキスパートが対応いたします。

対応できる業務も幅広く、総務や人事・労務のアシスタントをはじめさまざまです。
派遣社員にありがちな、スキルがなくて仕事もできない、欠勤が多いなどの悩みも一気に解決できます。
教育コストも不要であり、一定水準レベルを超えたスタッフが対応するため、性格などの配慮も必要ありません。

アシスタントの属人化も発生しないように、必ず3名で共有するため、仕事が滞る心配もなく利用していただけます。

まとめ

即戦力のイメージが強い派遣社員ですが、さまざまな人がいて、中には仕事のできない方もいます。

人件費を節約してコアな業務へ注力するために派遣会社にお願いしたにもかかわらず、自社の仕事が増えてしまい、今いる社員に迷惑をかけてしまうことも考えられます。
そのままにしていると、職場の雰囲気が悪くなり、さらに退職者も出てしまうかもしれません。

弊社にはその道のエキスパートがおり、派遣会社の抱えるデメリットも解消可能ですので、ぜひご利用ください。

オンライン対応アシスタント『source』を無料で試してみる>>

無料トライアル実施中!

まずはアシスタントとの連携のスムーズさを
実感してみてください!

ご新規の法人様へ、初回に限り3時間分
無料トライアルをご用意しております。

単純業務を一旦お任せ

  • 請求書の作成

  • 営業リストの作成

  • Webサイトの更新

  • 手紙の執筆代行

  • 資料の作成・整理

ご新規の法人様へ、初回に限り3時間分
無料トライアルをご用意しております。

3時間無料トライアルフォーム

閉じる

3時間無料トライアルフォーム

プラン