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【完全版】辞める人が黙って辞める理由!原因・特徴・最小限に抑える方法

公開日 : 2023.11.14

更新日 : 2023.11.14

会社にとって大きな存在で、これからもいてほしい優秀な人材ほど、突然退職してしまい困ってしまう経験が多い企業は多いのではないでしょうか。
優秀な人材が黙って辞めるにはそれなりの理由があります。

ここからは、黙って辞めてしまう原因、黙って辞める人の特徴、退職者数を最小限にする方法について解説していきます。

辞める人が退職を決意する3つの要因

多少の不満があっても、やりがいがあり楽しさも感じていれば退職をしようとまでは至りません。

辞める人が退職を決意するまでには、さまざまなきっかけがあり不満が大きい場合です。
何がきっかけで退職を決意してしまうのか知っておくことは、最小限に減らすための対策では重要です。

ここからは、辞める人が退職を決意する要因をご紹介します。

要因1.給与や残業など労働条件が悪い

人材が足りない、できる優秀な社員が少ないなど、さまざまな理由から残業が多い企業は、労働条件が悪いことが原因で退職者が出ている可能性があります。

残業してもそれに見合った給料が出ていれば良いのですが、残業代を出さず当たり前の風潮のように行っていれば不満も溜まります。
優秀な人ほど仕事が早いため、安心して任せられる分、ほかの人よりも多くをこなさなければいけない状況になりがちです。

にもかかわらず、給与にも反映されず残業も多いとなったら、正しく評価されていないと感じてしまいます。
そのため、もっと良い待遇の会社へ行きたいと退職を考えるのです。

要因2.会社の将来性が見えない

このまま会社にいても、人間関係が悪く経営も芳しくないと感じたら、将来性が見えないと感じて退職を考えてしまいます。

もし経営状況が今は良くなくても、未来のビジョンに向かって皆で一丸となっていればそんな気持ちにはなりません。
社員のことも大切にせずに会社の利益ばかり考えていて結果が出ていないと感じれば、見切りをつけたくなってしまいます。

自身の将来を考えた時に、このまま今の会社にとどまるよりも、未来が明るい会社へ転職したいと考えます。
将来性を感じさせるための評価制度を充実させ、社員が成長できる環境づくりは大切です。

要因3.成長機会が少ない

将来に向けてもっとできることを増やしていきたいと、スキルアップに意欲を見せている社員も多いものです。

しかし、会社ではまったくなんの権限も与えられず、萎縮しながら仕事をしなければならないとしたら退職を考えてしまいます。
このままずっと働いていても、成長することは難しいと判断してしまいます。

目標があり少しハードルが高くやりがいがあるからこそ頑張れる優秀な人材もいるので、スキルアップを図って手を挙げて活躍できる環境作りは大切です。
刺激がなくて、このままいても成長できないと見限ってしまうと、不満を感じて退職してしまいます。

なぜ何も言わない?辞める人は黙って辞める4つの理由

すでにこの会社を辞めると決めている社員は、その前に何も言うことなく黙っている人も多いです。
上司側からすれば、辞めたくなる前に一言言ってくれればいいのにと感じてしまうかもしれませんが、言わないのには辞める社員からしても理由があります。

ここからは、退職すると決意するまでに何も言ってくれないのか理由をご紹介していきます。

理由1.職場環境の改善について諦めている

まだ同じ職場で頑張って働きたいと感じながらも、雰囲気が悪い、今のままではダメだと思ったら意見を伝えるなどの行動をするものです。

しかし、会社の雰囲気の中で何を言ってもダメだろうという空気が流れていると、ここで自分が改善へ向けて発言をしたところで意味がないだろうと思います。
頑張って話すことで無駄な時間が流れてしまうと感じ、あきらめられてしまっているのです。

何か会社を改善するために意見をして行動しようという意欲もなく、黙って辞めてしまいます。
高圧的に振る舞う上司がいるなど、ここで何を言っても意味がないと思われてしまったら会社としても終わりです。

環境改善がしやすい風通しの良い雰囲気を作ることは会社として重要です。

理由2.転職先がすでに決まっている

ニコニコ何も悩みがないように働いて見えている時から、この会社に長くいてもダメだと見限っている社員は多いものです。
その場合、こっそり裏で転職活動を進めます。

本人も給料が入ってこない時期が長くなってしまうと困るので、退職してから就職先を探すのではなく今の状態で先を考えます。
特に優秀でできる社員の場合は、ほかへ面接に行っても、その人柄が見えるためすぐに転職先が見つかるケースが多いです。

本人としてもキャリアアップのために、より条件の良い会社に転職が決まったという安心感もあり、わざわざ今の会社に何か相談する必要はないと感じています。
それよりも早く転職先で明るいスタートが切れるように、退職をしたいと考えています。

理由3.上司からの引き止めが面倒

もう退職して次に向かいたいと思ってしまったら、決意が固くなるケースは多いです。

一次的にこの会社を辞めたいと思っているのではなく、さまざまな不満が蓄積していて、退職を強固に決意した時には何を言われても考えが揺るがないところまで来ているケースも少なくありません。

もう心はまったく変わらないにもかかわらず、上司から引き止められて辞めないてほしいと永遠と話されるのは面倒に感じてしまいます。
変に相談という形を採ってしまうと、まだ止めれば辞めないかもしれないと、何時間にもおよぶ引き止めの話をされるかもしれないと感じているのです。

決まっていることを話し合っても、時間の無駄で面倒と思われています。
そのため、何も言わずに突然退職したいと話してきます。

理由4.本当の退職理由は教えず円満退職したい

会社へポジティブな印象が上回っている時は、どんなに大変な仕事やプロジェクトがあっても退職したいと思いません。

むしろ、大変な状況でも、最後までやり抜いてもっと向上したいと考えます。
しかし、退職をしたいと考える場合、その理由のほとんどが会社への不満になります。
特に多いのが人間関係で、この上司とはやっていけないなどです。

辞める際に本当のことを言ってしまっても揉めるだけになってしまうので、何も言わずに穏便に退職したいと考えています。
万が一辞めたい原因の上司の名前を出してしまったら、その後の仕事もやりにくくなり面倒に感じてしまいます。

平和的に退職して終わらせたい人は多く、詳しい退職の事情まで言いません。

黙って辞める人の5つの特徴

黙って会社を辞めようとしている人は、案外普通通りでニコニコしている場合が多くあまり気が付かないかもしれません。
特に仕事で忙しいと、ほかの社員がどこまで考えているのか、考えてあげられる余裕もないかもしれません。

ここからは、少しでも社員の変化に気が付けるように、黙って辞める人の特徴を5つご紹介していきます。

特徴1.上司に文句を言わなくなる

何かあった時に不満を上司に言っているようであれば、まだ退職を決意する手前の可能性があります。

仕事は遊びではないため、大変でしんどいと感じることも多いものです。
それでも信頼している上司がいれば、耐えきれず素直に相談します。
話を聞いてもらうことで、退職へと加速しそうな気持ちも和らぎ、次へと進めるのです。

しかし、信頼できない場合や高圧的で話しにくい上司だと、文句や不満、愚痴を言っても意味がないと思われてしまいます。
それよりも、もっと信頼できる上司がいる会社に転職をして、一からやり直したいと考えるでしょう。

現状を特に改善する必要がないとも感じ、上司に対して不満や愚痴を話すだけでなく、何かしらの提言すらしなくなります。

特徴2.社内のコミュニケーション頻度が下がる

これまで人とコミュニケーションをしっかりと行ってきた人が、なんだか適当になっていると感じたら退職を決意しているサインかもしれません。

まだ今の会社で働き続けたいと思ったら、人間関係を大切にしなければならないと思い、多少面倒なこともしっかりとコミュニケーションを図って関わろうとするものです。
しかし、退職を決意してしまえば、正直今の会社での人間関係を頑張る必要はなくなってしまいます。

さほどほかの社員にも興味がなくなってしまい、後数ヶ月もすれば関わらない人たちだと思うようになります。
飲み会や食事などの付き合いも悪くなり、ひどいと挨拶すらしなくなってしまうかもしれません。

中には、大切なことを報連相しないケースも出てきます。

特徴3.デスク周りを整理し始める

これまで忙しく、さまざまな書類をデスクに置いていた人が、急に片づけを始めたら、それは退職へ向けての整理かもしれません。

毎回しっかりと整理整頓をするタイプで、普段通りであれば問題ありませんが、これまでと明らかに違う場合は、本人の中で転職先が決まってすっきりとした気持ちになっている可能性があります。

さらに、転職先が決まれば、給料が滞ることもなく安心感でいっぱいになります。
気持ちも整理でき、その心がデスクの片づけへつながる人も少なくありません。
後は上司に引き止められないように、どう辞める話をしようかタイミングを見計らっている状態です。

すでに転職先も決まり、退職するだけの場合、上司が引き止めようと思っても難しいでしょう。

特徴4.会議での発言数が減る

すでに退職しようと思うと、今いる会社が今後どうなっていこうと関係なくなってしまいます。

特に興味もなく改善する必要がないため、会議で意見を出す回数も減少します。
普段は会議があるとしっかりと自分の意見を述べていた人が、急に大人しくなった時も要注意です。

わざわざ会社のことを考えて、意見を考えて発言しても、話すだけで変わらないだろうとあきらめている場合もあります。
形式だけの会議だと、どうせ熱を持って発言してもスルーされて終わると感じられ、転職を考えるきっかけにもなります。

これまでの会議を踏まえての今につながっている可能性もありますので、意味のある会議を意識することも重要です。
他人事のように、周りを静観するようになったら注意です。

特徴5.有給消化数が増える

有給があってもそんなに使ってこなかった人が、頻繁に使用するようになった時は要注意です。

理由は親の介護や別の理由を話すかもしれませんが、実際は転職活動のために使用している可能性があります。
転職活動も平日に行うケースが多いため、どうしても会社を休まなければなりません。

すると、今ある有給を上手に活かし、次の転職先を探そうとしている可能性もあります。
丸一日ではなくても、半休や遅刻なども増えてきたら要注意です。
特にこれまで休むことがほとんどなく真面目に働いてきた人であれば、何か心境に変化があって行動に移しているのかもしれないと思ったほうが良いでしょう。

もう今の会社には未練がないため、残業もしなくなります。

黙って辞める退職者数を最小限に抑える3つの方法

普段通りで、まさかすぐにでも退職を考えている雰囲気ではないのに、急に辞めたいと言われてしまったら困ってしまうでしょう。

少しでも社員が急に辞めるというのを防ぎたいのが本音ではないでしょうか。
突然の退職者が多い企業は、足りないものがあるとも言えます。

こちらでは、どんな対策をすれば良いのかご紹介していきます。

方法1.労働条件・環境の改善

現在の会社の状態は、社員にとって満足して働きやすい環境だと言えるか今一度見直しをしましょう。

暗黙のルールのように無給で残業をする、仕事に見合ったお給料を出さない、優秀な人だけに仕事を押し付けているなど、心あたりのあることはないでしょうか。
何か発言しようとすると、特定の高圧的な上司が意見を突っぱねてしまうなど、何かしら環境の悪さがあるかもしれません。

仕方ないことだからと目をつぶっていると、さらに退職者が増えてしまいます。
上司からすれば仕事ができる人にさまざま任せたほうが安心ですが、本人からすると、なぜ皆よりも自分だけが押し付けられているのか不満に思っている可能性もあります。

労働条件や環境の改善へ取り組むことは大切です。

方法2.社内に相談しやすい環境の構築

何かあった時や退職を考えるほどの気持ちになった時に、相談できる場所が必要です。
しかし、直接上司に退職の話をする人は少なく、自分の心だけで決めてしまう人が大半です。

よほど慕われている場合や信用されていなければ、だいたい秘密にしています。
退職において上司に相談する可能性は少ないと踏んで、もっとフランクに相談できる場所を設けましょう。

大手企業などではすでに対策をしている場合も多く、労働環境などをはじめなんでも相談できる窓口を設置しているところもあります。
直接普段顔を合わせている人ではないからこそ、何かあった時に相談しやすくなります。

退職まで追い込まれる前に相談できて解決へと向かえば、退職者を最小限に抑えられるでしょう。

方法3.社員の成長できる育成環境の用意

新人の頃は仕事を覚えることで必死なため、それで満足できても、年数が経つに連れてもっと力をつけ成長したいと考えている方は多いです。

業務の中でもすべて誰でもできそうなことしかさせていないと、このままでは将来のためにはならないのではないかと不安に感じる社員もいます。
目に見えて社員が成長できる育成環境は重要です。
もっと成長できるように資格取得を支援する、日々の業務の中で裁量権を与えることなどが大切です。

社員の求めているものを把握し、もし高い目標に向かい成長したいと意欲的であればストレッチゴールを与えても良いでしょう。
少しの力では達成できない目標だからこそ、全力で頑張る意欲につながるケースもあります。

黙って辞める退職者を抑える方法は中長期的に取り組む必要がある

今まで会社の中でできあがってきた体制は、簡単に変えられるものではありません。

急に会社側で退職者を抑えるために取り組もうと新しいルールなどを伝えても、ピンとこない社員も多いかもしれません。
立派な話ばかりしても結局社内の中の体制は変わっていないと感じ、黙って辞める退職者が増えてしまう状況が続く可能性もあります。
言葉だけですぐに実施できるものではなく、現社員への周知も含め時間をかけなければならない部分です。

短期的に退職者を抑える方法は存在しないため、まずは目の前にある問題から解決しましょう。
今まさに社員の退職に苦しんでいるのであれば、退職によって発生している業務負荷をすぐに対処しなければなりません。

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今の状態でも精一杯にもかかわらずこれ以上はできないと退職者がまた出てしまい、負の連鎖が続いてしまうでしょう。
まずは早急な対処が必要で、そのためには同じように仕事ができるオンライン対応のアシスタントを利用する方法があります。

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今いる社員が無理をしないことで、辞めにくい環境を作れます。

早急な対応をしないと、会社と残された社員を守ることができません。

まとめ

あまり顔には出さないようにしながらも、この会社はダメだと見限ってしまうと、上司に相談せず突然の退職をしてしまいます。
まさかと思った時には、すでに転職先を見つけすぐに辞めてしまうかもしれません。

まずは働き甲斐がある環境づくりも大切ですが、すぐに対策をするのは難しいことも多いです。
しかし、優秀な退職者が出た時には、会社や残された社員を守るためにすぐ対処が必要です。

弊社では即戦力の人材を補填可能ですので、ぜひお任せください。

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